私の胃にピロリ菌がいることがわかったのは、初めて受けた人間ドックのときでした。35歳になって、会社の定期健康診断が人間ドックに変わったのですが、その1回目の検査のときに色々とオプションを選ぶことができます。
そこでたまに胃が痛むこともあったので、「ピロリ菌検査」を追加したのがきっかけでした。会社の健保の補助が効いたので、オプションでも1,000円でピロリ菌検査ができたのはラッキーでしたし、検査方法も血液検査だったのでラクでした。
便の検査の場合もあるそうなので、もしそうだったら手間がかかるため、血液検査のほうで良かったです。後日、検査結果を聞いたところ、「陽性」でした。つまり、「胃の中にピロリ菌がいた」ということです。
まだ胃潰瘍のような症状にはなっておらず、「まだ初期段階ですので、今のうちに除菌してしまったほうが胃がんなどのリスクもなくなる」と強く勧められたので、薬による除菌治療を行うことにしました。
ピロリ菌専用の薬の処方はどこでも同じであり、2種類、もしくは3種類の抗生物質と胃薬を1週間連続して飲むという方法です。
私は「オメプラゾール40mg、アモキシシリン2,000mg、クラリスロマイシン1,000mg」を1日2回、1週間食後に内服することになりました。
ピロリ菌の除菌薬はそれほど強い薬ではないものの「副作用の可能性もある」と言われましたが、それまで薬を飲んで目立った副作用が出た経験もなかったので、「恐らく、大丈夫だろう」と思って飲み始めました。
しかし、飲み始めて2日目の朝から軽い下痢の症状が出始め、その日の夜からはかなりひどい下痢の症状が出てしまいました。このまま薬を飲み終わる3日後までずっとこのままの状態だと「かなりツラい」と思います。
ただ、4日目が終わる頃には体が慣れてしまったのか、下痢の症状もだいぶ治まり、5日目にはすっかり普通の状態に戻っていたので安心しました。
私は薬に強い体質と思っていて、それまで薬で副作用が出たことがなかったので、かなり驚きました。でも、最初の2~3日を除けば、あとは普通です。
1週間後に再診を受けた時に、この副作用についても先生に話したのですが、先生曰く「ピロリ菌の除菌薬による治療で1番出やすい副作用が下痢です」ということでした。
ただ、すぐに症状が治まる人は珍しいほうです。あとは味覚が少し変わるという副作用もよくあります。私も「鉄の味」のような苦い味が、いつも舌に感じるようになり、それはそれで嫌な副作用に思えます。
2回目の診察ではピロリ菌がきちんと除菌されているかのチェックを呼気検査で行いました。結果はピロリ菌は完璧に除菌されていました。初期段階だったので薬の効きが良いということもあります。
ただの胃潰瘍と思ってピロリ菌を放置していると、胃がんに発展するリスクが高くなるので、もし慢性的な胃の痛みがあるような人は、とりあえず検査だけでも受けてみることが望ましいです。
元々体が丈夫なほうではなく、日頃から慢性的な胃の痛みを感じていたので、「何か大きな病気なのではないか」と心配になり、内科医に相談したところ、ピロリ菌の検査を勧められました。
40代以上の日本人の約半数が感染しているくらいメジャーな菌ですが、私はまだ20代だったので「大丈夫だろう」と思っていましたし、ピロリ菌の検査は便検査だったのでかなり抵抗はありました。
もし「また便検査を受けなさい」と言われたら、尿素呼気試験法や内視鏡検査などの別の方法が適用される病院を探しますが、結局、きちんと便検査をしてみた結果、ピロリ菌が発見されました。
しかも、かなり胃が炎症を起こしている状態でした。やはり、慢性的な痛みはピロリ菌が原因だったようです。
すぐに薬が処方され、「抗生剤の服用を1週間続ける」ように言われました。「副作用もあるかもしれない」と言われて不安でしたが、私は少し便が緩くなるくらいで大丈夫でした。
ただ、薬の金額が少々高いことが気になります。保険適用でも1週間分で約8千円もしました。いくら複数の薬が処方されているとはいえ、安くはないはずです。
検査費用も5千円かかっています。私の場合は必要に迫られて仕方なくでしたが、パッと思いつきで検査と治療をするには抵抗があるかもしれません。